学びのポイント

礼儀

教室に入った時、レッスン開始時、種目に入る時、レッスン終了時と挨拶をする場面が多くあります。挨拶習慣が身につくことで、体操教室以外でも挨拶ができるようになります。また、挨拶だけでなく「先生のお話を聞く」「順番を守る・待つ」「相手に伝わるお返事をする」「次の行動を考える」「履き物を揃える」「ものを丁寧に扱う」「お友達の練習を応援する」といった社会で必ず必要になる力も身につけてもらえるようなレッスンを行なっていきます。

礼儀

準備運動

レッスンの初めには必ず準備運動。柔軟を行います。目的として、ケガをしにくくするというのはもちろんですが、その他にも、心拍数を高めたり、神経を刺激することでその後のパフォーマンスを向上させる効果も得られます。また、先生と一緒にお友達の前に立ち準備運動を行うなど人前で何かをする経験もしていきます。

準備運動

器具練習

とび箱、鉄棒、マットといった学校体育で必須となる種目から練習します。得意な事はどんどん伸ばし、不得意に対しては、焦らずに【スモールステップ】で目標とする技を段階ごとに細かくわけ、少しずつ習得できるようにし、少しの進歩に対する達成感をしっかりとお子さんと共有し、次のステップへ向かうモチベーションを高めていきます。同じことの反復練習をする事で自らインプット・アウトレットでき習慣にして行くことができます。

器具練習

コーディネーショントレーニング(脳育体操)

身体の動きを巧くコントロールするのがコーディネーション能力と言われます。これは運動神経の良さに直結します。コーディネーショントレーニングの考え方としてただ目標の技に対して同じ練習を繰り返すだけでなく、動きに変化を加え楽しみながら目標に繋げていき技を習得します。
また、様々な動きを体験、習得することで、思った通りに身体が動く、力の調整が巧くなる。といった効果を得ることができます。

コーディネーショントレーニング

PDCAサイクルを癖づけ

ビジネスの現場でよく使われる言葉なのですが、これはスポーツの現場でも応用できます。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の頭文字を取ったものです。
新しい技やできない技に直面した時に「分からない!」「できない!」ではなく、どうすれば上手くいくのかを自分で考え(計画)、実行しその結果を自分で評価・分析して改善できるようになってほしい。このように、こども達に【 自分で考えて気付ける 】習慣を身につけてほしいと思っています。最初は分からなくても、自分の中にあるものをつなぎ合わせて正解が出ないか考えてみてほしい。もちろん大人が軌道修正は行いますが、自分自身で考えることを停止しないでほしいなと思います。器械体操は、何百個と技があり、発展技の多い競技ですのでPDCAの経験がたくさんできます。神経系が1番多感な時期に体操を通して、たくさん考える経験を積んで定着させてほしいなと思います。

PDCAサイクルを癖づけ